2016年が始まりましたね。今年はどんな年になるのでしょうか。みなさんの日本語の上達と日々の幸せ、そして争いのない世界を願っています。
みなさんはどんなお正月を過ごしていますか?私のお正月は毎年同じで、母の料理の手伝いを少しだけして、家族とお正月の夕食を楽しむだけですが、毎年同じことをできるのが幸せなのだと思います。
この元旦に朝日新聞で次の短歌を見つけました。
松立てず しめかざりせず 餅つかず かかる家にも 春は来にけり (元政法師・げんせいほうし)
松: 日本の玄関の前に置く松と竹の飾り
しめかざり: これも玄関のドアにかける飾り
餅(もち): お正月の食べ物
かかる: こういう
春: 新春、つまりお正月
来にけり: 来た(完了形)
ず: ない
「一般的に人々がお正月にすることをしなくても、お正月はだれにでも来る」という和歌です。その通りですね。物質的なことではなく、それぞれの心の中で新年の祝いや決意ができればいいと言う訳です。気持ちだけは新たに引き締めて、明日からがんばりたいですね。(今日からではない点がポイント!今日はまだお正月休みですからね~)
みなさん、今年もよろしくお願いします。今年も楽しく日本語を勉強して、生活に役立ててください!
岡本 美奈子 (おかもと みなこ)
2016年 年賀状 |
0 件のコメント:
Write nhận xét