*English translation
みなさんは「甘党」(あまとう)という単語を聞いたことがありますか?「民主党 (Japan Democratic Party)、自民党 (Liberal Democratic Party)・・・甘党 (Sweet party) 」ではありませんよ。「甘党」とは「お酒よりも甘いお菓子が好きな人」のことです。日本では昔から「酒好きは甘いものが苦手」と言われています。実は私は甘党ではありません。
では、ここで「甘い」のクイズです。次の文の中で「甘い」の正しい使い方はどれでしょうか?
- 田中さんは心がやさしい人だね。彼の考えはいつも甘い。
- 山田さん仕事がかんたんに成功すると思っている。彼の考えはいつも甘い。
- 村上さんは良いことと悪いことがちゃんとわかっている。彼の考えはいつも甘い。
また、「甘い」は「やさしすぎる」という意味から「きびしくない」という否定的な使い方もします。例えば、
- 父親は娘に甘い。
- あの先生は生徒に甘い。
- 父親は娘を甘やかしている。
- 娘は父親に甘えている。
また、次の表現もあります。山田さんと田中さんが食事に行きました。山田さんが会計を全部払おうとしています。
山田: 今日は私が払いますから、心配しないでください。
田中:ありがとうございます。じゃあ、今日はお言葉に甘えて・・・山田さんの親切な申し出に田中さんは遠慮しないで、甘えています。
「甘え」は日本人と日本社会を理解するためのキーワードだと言われています。http://en.wikipedia.org/wiki/The_Anatomy_of_Dependence
ほとんどの家族や恋人などの間では「甘え」の関係がありますよね。近い人との間に「甘え」がないと、きびしくて、緊張ばかりの関係になってしまいますから、「甘えられる人」がいることは大切だと私は思います。ただ、「甘え」の度が過ぎると、困ったことになるかもしれないので、ちょうど良いバランスが必要ですね。
0 件のコメント:
Write nhận xét