*English translation
人間とはどこで、どの時代に生まれても根本的なものは同じだと思いませんか?例えば、食べ物。どの地域でもご飯、パン、パスタなどの炭水化物が主食になり、酒、ワイン、ウィスキーなどのアルコール飲料を飲んでいます。原料はその場所で生産する物によって、異なりますが、大昔からどこでも続いていることですね。
言葉を見ても、ほとんどの単語や文章がそれぞれの言語に翻訳できることを考えると、人間が表現したいことはほぼ同じだと言えるでしょうね。同じような物をちがう原料から作り、飲み食いしているように、同じようなことをちがう言語で話しているという訳です。ただ、ちがう言語だから、文字がちがう。発音もちがう。
ひらがな46文字で表記される日本語の音は比較的シンプルだと思います。外国人の手助けのために、それを教科書ではアルファベットで表記することがありますが、かえってそれが生徒たちを混乱させる場合をよく見ます。このアルファベット表記は1867年にJames Curtis Hepburnが和英辞書を作った時に始まりました。「ヘボン式ローマ字」という方法をこの辞書の中で日本語の単語に使いました。(http://en.wikipedia.org/wiki/Romanization_of_Japanese)
ヘボン式を基に日本政府が定めた書き方もあります。
最初の授業で90%と言っていい程、聞かれることがあります。
「です」は "desu" じゃなくて、"des" と発音しますね?どうして "desu" と書くんですか?
答えは "desu" も "des" も ひらがなでは「です」だからです。
「日本人は発音に鈍感だ」ということを知っておいてもいいかもしれません。
英語では "a" を色々な音で発音しますね。例えば、
- apple [æpl]
- art [a:rt]
- apartment [əpa:rtmənt]
- April [eipril]
日本人より発音に敏感な外国人が日本語を自分流にアルファベットで表記するのをよく見ます。聞こえる音にできるだけ近くなるように書いているのですね。発音のことを考えると、それはそれで良いと思います。確かに、教科書は日本語をまったく知らない人のために、アルファベットで音を表しているだけです。それは似ているけど、完全に同じ音ではありません。ですから、自分でよく聞いて、身につけることが必要ですね。
ただ、動詞や形容詞の活用を習う際には、ひらがなか、ヘボン式ローマ字で書く方がいいでしょう。
ちなみに、ヘボン式などのアルファベット表記は日本人のパスポート名、駅名や道路の標識などに使われています。それから、日本人が日本語をタイプする時にも使われています。「にほん(日本)」なら、"ni ho n"、「とうきょう(東京)」なら、"to u kyo u" になります。
*1)
発音の規則1
い段とう段の音はか行、さ行、た行、は行、ぱ行の間にあると、"i" と "u" の音が弱くなります。
- すき (like) : suki → ski
- ふゆ (winter) : fuyu → fyu
- たくさん (many) : takusan → taksan
また、か行、さ行、た行、は行、ぱ行のい段とう段の音は単語の終りにある場合も、"i" と "u" の音が弱くなります。
- ~ます (a part of verb) : masu → mas
- かく (write) : kaku → kak
- まつ (wait) : matsu → mats
「う」の前にお段があると、「う」を「お」と発音します。
- とうきょう (Tokyo) : toukyou → tokyo
- おとうさん (father) : otousan → otosan
「い」の前にえ段があると、「い」を「え」と発音します。
- えいが (movie) : eiga → ega
- けいたい (mobile phone) : keitai → ketai
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